レインボーブリッジ(TRAIN TRAIN)
わたしは結構ドライブが好きで、それはそれは危険な運転にも関わらず(スキル的に)首都高を乗り回したり、用もなく友人の車に同乗したりしていた。
特に好きなのはやはりキラキラ輝くレインボーブリッジや東京タワーのあたりで、この景色の虜になって、東京に憧れたと言っても過言ではない。
しかし今は車を手放し、首都高を走る友人に便乗することもなくなった。
すっかり寂しい。
でもなんということだろう。
レインボーブリッジは歩けると言う。
わたしは友人と連れ立って、いそいそと準備をして向かった。
いよいよ首都高の下の道の脇を歩く。
通過する車の音、橋の高さ、眼下に広がる海。そして終始吹き抜ける風。
どれもがすべからく良かった。
車内にいたときには感じられなかったものをすべて感じられた。
車、徒歩。
同じ道をどう進むか。
どう進んでもいい。
結局望んだところに着く。そんな風に言われた気がした。
そんな今日の1曲。
THE BLUE HEARTSで『TRAIN TRAIN』
車線と車線の間を走る電車もよかったです。
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