主人公(君のうた)
昨晩ワールドカップ決勝を観た。
サッカーは全く詳しくなくて、ゴールキックとコーナーキックの違いも怪しい。
それでも決勝は毎回必ず観ることにしている。
それはなぜか。
主人公を見るためだ。
サッカーの主人公は素人にはわかりやすい。
ゴールを決めた人、だ。
主人公がゴールを決めるために、残りの10人がボールを繋ぎ、道を開く。特にアルゼンチンは良かった。絶対的主人公メッシの”ため”に、と一丸となっているのが画面を超えてビシビシと伝わってきた。
マラドーナと比較される人生。
考えただけで引き篭もりたくなるが、彼は国に優勝をもたらし、英雄の称号を手にした。
英雄と英雄を支える者。
そして彼らを見守る者。
なぜかアリの巣が浮かんでは消える。
ホスピタリティは大切にしろ、でも他人の目を気にして自分の人生を生きることが出来ていない状態になってはいけない。
世の中はそう言う。
好かれたくて、一生懸命に尽くす。
サッカーを観ると、普段の鬱憤を晴らすように派手な格好で主人公を一様に応援するサポーターを自分を重ねて、自分らしさを探してしまう。
自分らしく生きて好きな人に愛される。
ワールドカップ決勝はいつもそれを教えてくれる。
そんな今日の1曲。
嵐で『君のうた』
自分が好きなものを好きだと主張できるようになりたい。誰かが好きだと言ったものではなく。
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