普通って(普通の日々)

10歳頃は、26歳頃に結婚をして子どもを2人産むことが普通だと思っていた。

16歳頃、一生懸命勉強して良い大学に入ることが幸福な普通だと信じていた。

21歳頃、大きな会社への就職が決まってこれでテレビで見るような普通の社会人になれると喜んだ。


23歳頃、これまで大切にしていた普通だけが普通ではなかったことに気がついた。


そんなことを思いのままに書き連ねていたら、論語のようになっていて笑う。


10歳の頃の私に会いたい。

そして言いたい。


それを普通としたらのちのち悩むぞ、と。


一生懸命勉強を、就活をしている自分に言いたい。


本当にそこにお前の意思ある普通はあるのか、と。


普通は、と聞くと反応してしまう。

その型に押し戻されてしまいそうな気がして。


そんな今日の1曲。

エレファントカシマシで『普通の日々』


例年より寒い冬、そう聞いてまた普通について考えてしまいました。

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