通勤で考えること(漂流劇団)

朝起きて、電車に乗って会社に行く。

決められた時間働いて、また電車に乗って帰る。


帰ってからの時間は一瞬で過ぎて、気がついたら眠らなければならない時間がやってくる。


すると、また朝から同じことを繰り返す。


毎日、全く同じなわけではないはずなのに昨日の記憶も先週の記憶も全く同じになっている。


無職のときは何もしていなかったのに、毎日が1日1日違って今でもちゃんと記憶がある。あの日々に戻るのは怖いけれど、このままただ日々を消費していくのも怖い。


ただ生きているだけなのが怖い。


でもまだこの答えは見つかりそうにない。

だからきっとわたしは明日からもまた同じ時間に同じ鉄の箱の中で同じことを考える。


そんな今日の1曲。

ズーカラデルで『漂流劇団』


このもやもやも平和だからこそですね。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る