電車で電話(441)
「車内での通話はお控えください。」
耳慣れたアナウンス。
子どもの頃から染みついた社会のルール。
乗客がわたしだけの車内。
小さな町に向かうローカル線のなか。
そこで唐突に震えましたわたしのスマートフォンが、そのルールでできた小さな世界を壊した。
車窓の景色を見ながら、遠く離れた場所に住む友人との電話は新鮮で、少しの背徳感があって心地よかった。
こういうのも悪くない。
そんな今日の1曲。
miwaで『441』
時間が経って、色褪せたって
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