夜のカップラーメン(シーラカンス)
深夜零時を過ぎた頃。
体に悪いし、次の日は必ず後悔するからダメだとわかっているのに食べたくなる。
それが私にとってのカップラーメンです。
日中はあまり食べたくならないのに、深夜零時を過ぎた頃に突然食べたくなるのはなぜなのでしょう。
実はそういう妖精と同居していて、こっそり魔法をかけられているのでしょうか……。
欲望に身を任せ、お腹いっぱいで布団に入る天国。
起きた時に待つのは地獄です。
ぱんぱんに浮腫んで、普段大切にしている奥二重は完全に消滅。腫れぼったい一重の細め。どうしたことか、急激な二重顎。
あー、食べるんじゃなかった。
そう独り言を言いながら、昨晩のラーメン臭の残る部屋で猛烈に懺悔をしている姿は、おそらく見るに耐えないものでしょう。
だからそんな日は、ヨガをします。
クレジットカードのポイントで買ったヨガマットを敷き、動画を見ながらするヨガ。
気休めのような、なんちゃってヨガ。
効果は、気の持ちようです。
自分が効いていると思ったら、効いているのです。そう考えるようになったら、すっかり私の心強い味方になっていました。
気のいい奴です。
機会があったらヨガ教室に通ってみたいなあ、なんて思う夕方。
私の顔はまだ浮腫んでいます。
きっとあのしょっぱいお菓子を食べ過ぎたせいでしょう。
まあこんな日があってもいいですね。
では、今日の1曲。
ズーカラデルで『シーラカンス』
ずっとこんな感じで生きていきたいものです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます