一途(渡良瀬橋)

臨機応変を求められたり、一途を求められたり、大変な世界です。


それでも、今日は“一途”に軍配が上がりました。


武豊騎手に憧れて競馬を見始め、賭けられる歳になり、乗馬まで始めて、馬にどっぷり浸かりきって迎えた日本ダービー2022。


遂に、武豊騎手のダービー勝利馬券を買うことが出来ました。

おそらく私はこの日のために、子どもの頃のあの日、武豊騎手が出ていたテレビ番組を見ていたのでしょう。


調子が良くても悪くても、彼の乗る馬に夢を託し続けていたのでしょう。


手に汗握り、嬉し泣きをすることができて幸せでした。もっとよく調べて指定席だけではなく、入場券なるものがあることにはやく気がつけていれば、あの熱気に包まれることが出来たのに……と思っても、それはもはやあとの祭り。

これも何かの運命なのでしょう。


こんな風に人のことで喜んでいると、

「そんなに人のことで盛り上がれるなんてすごいね」と言われます。


嫌味?とも思いますが、こんなときはいつもドラえもんの名言を思い出しています。


結婚を直前にしたしずかちゃんに向かって、しずかちゃんパパが言ったこの言葉。

「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人間だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。」


そして信じます。「じゃあ大丈夫だ。私は素敵な人間かもしれない。」と。


だから私は自信を持って、今日も眠ることにします。


そんな今日の1曲。

森高千里で『渡良瀬橋』


ハンバートハンバートのカバーバージョンも素敵です。


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