ジンパパ感想15-3-1 習志野さんは今日も『自分』探しの旅の途中
15-3-1 習志野さんは今日も『自分』探しの旅の途中
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行動指針が人助けってわけではない、どちらかというと自分本位なんだけど、結果的に人助けになっている。そんなパターンのヒーロー、いますよね。
この作品の習志野さんもそんなヒーローの一人とお見受けしました。あくまで彼が行っているのは「自分」を探して旅をすること。その自分探しの旅で訪れた先々で人と交わっていくけれど、その行動指針は、正義だとか人道支援だとか、そういうものではなくて。時に単に自分に降りかかる火の粉を払いのけただけだったりする。
その時、習志野さんは、余所者がいる前でさえ憚ることなく冷遇するのが「ダサい」と言い切り、そんな目に合わされている
これが、彼の寄って立つ規範。垣間見えたヒーローとしての資質。その行動によって救われる者も、また命を落とす者もいる。まるで祟り神のようです。
書き出し1話目で救うことになった
二人のどこか噛み合わない会話が面白かったです。感想依頼、ありがとうございました。
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