「予備…電池も男も」

昔からの女友達と家飲み。気づくと部屋の明かりがチカチカしてる。

あっ、と思ったら消えた。彼女はのんびりと、

「電池切れみたい」


そして彼女は俺の腕。

翌朝、気づいた。

「予備電池があったろ」

ベッドの彼女がぺろりと舌を出した。

「ばれちゃった」


やられた。けど、そっちもな。



お題:電池切れ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る