第7話 下を向いて
辛い時きつい時どうしようもない時
ボクは下を見る癖がある
ネガティブなニュースとボクの現状を比べたり
ボクよりも大変そうな人見てあの人に比べればボクなんて
と慰めたり
でもこれって常にボクより不幸な人探しをしている事
「下見てるね」上司からの一言で気づいた
いつからか上を目指すこと忘れて
最高が現状維持そんな考え方になってしまった
「上向きたいな」そんな思いで雨上がりの夜の公園をフラフラ
下を向いて歩いていた
そこで目にしたのがたくさん雨をまとった草花
外灯に照らされそれはキラキラ輝いていた
スワロフスキーをちりばめたドレスをように綺麗だった
新緑が雨に濡れてる匂い濡れてる歩道を踏むといつもと違う音を
スニーカーが聞かせてくれる
他にもベンチに木の枝がたくさん集められてたり
バトミントンのシャトルが転がってたり
散歩の時は下を向いても楽しいみたいです
明日は少しだけボクの心は上を見ていけそうです
今日もありがとうおやすみなさい
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます