第7話 もしも私が死んだら
もしも私が死んだらあなた
冷たくなった頰に口づけして
私はそれをそばで見ている
あなたの涙が唇を濡らしても
私はピクリともしないわ
私は愛の日々を思い出している
私に縋って嗚咽するあなたを
抱きしめているのよ、わかる?
ねぇ、気づいてよ
私にはあなたの体の温かさがわかる
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