エマ・クーラ

【基本設定】


 身長 148センチ

 年齢 47歳


 孤児院の院長。ヴァリシュとラスター、リアーヌの育て親。短い黒髪には茶髪が混じっており、年齢よりも年上に見えてしまう。



【第一部終了時までの補足】


 オルディーネ城下町の外れにある、三十人ほどの孤児院を切り盛りしている。苦労が耐えない生活だが人柄はよく、子供たちだけではなく近所の人からも慕われている。


 生活は苦しく、老朽化した建物で子供たちに貧しい生活をさせてしまっていることを悩んでいる。十年前まではグレンフェル家という下級貴族が支援してくれていたが、すでに没落しており、困窮を極めることになった。


 しかしアスファの宝石や、マリアンとヴァリシュが定期的に支援するようになってから建物も修繕され、生活水準は見違えるほどよくなった。


 ちなみに彼女自身は、ヴァリシュやラスターが騎士になったことを本心では喜んでいない。ギデオンが二人を引き取る時に支援金の申し出があったが、まるで彼らを売ったかのような気持ちになってしまったために、今でも国からの援助は全て断っている。

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