【資料集】美形悪役に生まれ変わった俺が、英雄になるまで

オルディーネ王国

ギデオン・メルヴィ・オルディーネ

【基本設定】

　身長　１６４センチ

　年齢　６３歳

　オルディーネ王国、現国王。たっぷりとした髭と髪といったいかにもな王様。穏やかでちょっとお茶目な性格は、国民からとても慕われている。

　妻を早くに亡くしており、子供も居なかった。ヴァリシュとラスターを引き取ってからは我が子のように可愛がっている。

【第一部終了時までの補足】

　血は繋がっていないが、ヴァリシュとの絆は親子同然。彼の素行不良に対して臣下や騎士団から毎日のように苦情が来ていたが、一度たりとも『ウチの子はやれば出来る子』という信頼を崩すことはなかった。

　ラスターに対しては心配はあれど、勇者として世界を守る者なのだからと送り出すことが出来た。だからこそヴァリシュには自分の手が届く場所に居てほしいという思いが強く、アスファとの戦いで昏睡状態になった彼に酷く心を痛めた。

【第二部番外編終了時までの補足】

　アスファとのことがあって以降、ヴァリシュに対して少々過保護気味。そのため、彼に対する婚約の申し出は権力を盾に片っ端から断っている。

　親バカでお茶目な国王という印象が強いが、意外と策士であり統治者としても優秀。