絶望に捧げる輓歌

きょうじゅ

絶遠の果てかく近く、幽遠の時かく短し

ぜつ☆ばん

エピグラフ

 この女は紫と緋の衣を着ていて

 金と宝石と真珠とで身を飾り

 憎むべきものや自分の不品行の汚れでいっぱいになった

 金の杯を手に持っていた


――新約聖書『ヨハネの黙示録』第17章第4節

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