256話 英語口述対策12
第258章
「水泳をあなたはしているとのことですが、水泳は簡単にできるスポーツではありません。プールのある施設でしかできません。もしその施設が利用できなくなったらあなたはどうしますか」
「そうですねその場合が一番困ります。もし近くの街にプールがあればそこに行くことにします。夏でしたら海水浴をたくさんします。もし近くの街にプールがなかったり、冬の場合は仕方がないので水泳はあきらめるしかありません。このような場合は他のスポーツをするしかありません。いわゆる基礎訓練とでもいうスポーツです。これはなにも水泳だけに限るわけではありません。例えばスキーです。スキーはもちろん一年中できるスポーツではありません。スキーのような専門性のあるスポーツでなくても、普通のスポーツの場合でもこのようなことはよくあります。例えば野球です。野球も冬の間はできません。このように一年中できるスポーツでない場合と同じなように、考えていくしかないと思います。つまり基礎訓練になるスポーツということです」
「あなたはロープのぼりのスポーツをしているようですが、これは多くの人が楽しむ一般的なスポーツではありません。このようなスポーツをして楽しいのですか」
「はい楽しいです。まず普通の人がしないスポーツをしていること自体が楽しいのです。自分だけが特別のことをしているということで感じられる誇りがあるからです。自分にはほかの人ができないことができるのだという気持ちです。こういう気持ちがあるため、このスポーツのやる気になるわけです。それにこのスポーツには具体的な目標があるからです。つまり頂上まで昇るという目標です。この目標が達成できた時の爽快感これが一番いいのです。しかも時間がかかりません。山登りの場合は頂上まで登るのに時間がかかります。しかしロープ昇りの場合は数分です。数分だけで爽快感を感じることができるのです。ですからたった一日だけで何回も爽快感を感じることができます。楽しくなるのは当然です」 つづく
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