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 こうなったらダメで元々、剣で戦うしかない。


 僕は覚悟を決め、鞘から剣を抜いて身構えた。体力を消費している今は特に剣を重く感じる。


 それでも全ての力を振り絞ってモンスターに向かっていき、その体へ一撃を加える。


「うくっ!」


 攻撃がヒットした瞬間、僕の腕は反動で衝撃を受け、さらに剣自体も刃が折れてしまった。僕は動揺し、頭の中が真っ白になる。


 直後、見上げてみると眼前には振り下ろされた巨大な拳が迫って……。



 BAD END 5-6

 

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