私と鏡と私
鏡の中に私を置いて
出掛けてく
猫背で
俯いて
怯える
私
「いってらっしゃい」
キラキラして
自信があって
元気な
私
「ただいま」
「おかえり」
偽って
嘘で固めて
空っぽな
私
鏡の中の私を覗いて
閉じ込めた
2021.09.04
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます