私の介護問題

安達粒紫

今日はもういいやと思うまで身近な介護問題を書いた





(フィクションかノンフィクションか想像にお任せします)



最近は介護について思いを馳せる事が増えている。


僕は孫の立場でそれを眺めているだけだが勉強になる。


と言うのは外面を整えたとき用の言葉で、醜くも怒りもすれば、幻滅もし、喜ぶという事は無い―――あまり。



 僕には両祖母が揃っている。一応と言ってはいけないが一応揃っている。


両祖父はお察しの通り、逝ってしまっている。


まあ、それはいい、それはいいのだ。(祖父たちは幸せに逝ったと思っている。)


問題は介護問題だ。


この高齢化社会が他人事ではないと身をもって知らされている。


先に言ってしまうと、両祖母に共通するのは、心臓の悪いこと、むくみ気味であること。物忘れがひどいこと。だろうか。


そう、それらもいい、


とりあえずは、いいのだ。


そのこころはといえば――――後先を考えずに書いているので、後で何に使うかわかりやしないといういい加減なものだ。


繰り返し、問題は介護問題だ。



先に書くほうの祖母はとにかく脚が、弱っていて自分じゃ歩けない。故に車椅子がわりに、かろうじて歩く体勢をとれるシルバーカーを押している。


それを祖母の唯一の同居の息子1が―――ろくにサポートしない。


後は、息子2、娘1、娘2がいる。


息子1は、とりあえず面倒くさがりと表現しておこう。


息子2は、とりあえず自由人と表現しておこう。


娘1は、神経質で吝嗇…けれど我慢強いともいえる。優しい人である。


娘2は、読書家で客観視できる眼を持つ。…今のところ一番まともに観えている。―――少なくともこの中では。


(念のため言うと、きょうだいの順番は分からないように書いた)


僕は、何が言いたいか――――この息子1が特にひどいと言いたいだけなのだ。


この男は、祖母のところに、まあ色々と理由があって帰って来た。自分勝手な理由だ。その理由の内の一つ――――家はゆくゆく自分が貰えることになっている。


それをいいことに好き勝手やり始めた。


が、だ。しかし、だ。


祖母が息子1の食事を最初の何年間かは用意していた。


けれど、脚が弱ってそれが、できなくなってしまった。


したらば後は用済みと言わんばかりに拍車がかかって自分勝手に後は動き出した。


息子1の趣味は―――悪癖は、メルカリやヤフオク。(メルカリやヤフオクを非難しているわけではない)

特大の収集癖を持っていて二世帯住宅のうち、一世帯はガラクタ(普通の目線で観ればゴミ)だらけで家が使い物にならない!(テレビでたまに観るゴミ屋敷とかの部類には幸いにも入らないが――――ここらへんで「幸いにも」とか言ってる時点で末期かもしれない)


で何度かは知らないが、数度、きょうだい会議が開かれている。


その中の一回、最近だと思うが女性側が怒髪天と言う状態になり、息子1が叱られたらしい。


「せめて、3千円でもいいから家にお金入れなさいよ!!!」と!!!!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る