第5章 2回戦開始!(39話)
ウ〜ピポピポピポ〜、ウ〜ウ〜ピポ〜、ピポピポ〜、ウ〜ウ〜。
「パトカーかな?」
「アホみたいなふざけたサイレンやなぁ」
「あんなサイレンありませんよ。そんなことより落合先輩は?」
「ああ、奈留なら光を迎えに行くいうて対局室に向かったで」
「そうですか…。そういえば前からおもてましたけど、うちの高校、何で練習試合やのに公式戦と同じで対局室と控え室で分けとるんです?試合会場として使われることもあるところやからって、ちょっと手間ですよ」
「それはマサミッチが映像を記録しやすいようにしようって言い出したからだよっ!」
「――月子は元気やなぁ…。ただいま」
「「おかえりー!」」
「おかえりなさい」
「お疲れ光。奈留は?」
「トイレ行ってそのまま試合でてくるて言うてたよ」
「おっ、そろそろ始まるみたいですよ」
「いよいよ2回戦やなぁ」
「がんばれ〜!なるなる〜!!」
「月子ちょっとうるさい!」
「ごめんちゃいっ!」
四校合同練習試合、第2試合開幕!!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます