第4章 マサミチインタビュー(23話)

 「フッ、取材か……。受けてほしかったらラーメンおごれだじぇ!!」

 「一希ちゃん、さすがにそれは……」

 「……図々しいでしょ」

 「さすがに悪いですよ」

 「でも、いいんじゃない?お話聞きたいみたいだし」

 「フフフ、お安い御用デ〜ス!屋台行きましょ〜う!!」


 え、いいのかな?ほんとに全員分?っていうか屋台!?


 「へい、らっしゃい!ご注文は?」

 「チョモランマ一つ!ニンニク並、もやしマシマシで頼むじぇ〜!オヤジ!」

 「味噌ラーメン、トッピングは煮玉子で」

 「同じく味噌、トッピングは角煮で頼もうかのう」

 「う〜、いいのかなぁ?」

 「遠慮せずに頼んじゃってくださ〜い!ワタシはとんこつラーメンネギ多めでお願いしま〜ス!」

 「じゃ、じゃあ……醤油ラーメン、バリカタで」

 「……それと同じものをお願いします」

 「はいよ!」

 「なんか澤中さんに悪いですね。ご馳走になってしまって」

 「そうだね……。でも遠慮せずって言われたから、お言葉に甘えていいんじゃないかな?」

 「……そうですね。かずきも楽しそうですし」

 「だね〜」

 「へいお待ちっ!」

 「わぁ〜美味しそ〜。いただきます」

 「「「いただきま〜す」」」

 「オヤジ!おかわりだじぇ!!」


 はやっ!それに一希ちゃん遠慮がまったくないよ〜〜


 「はいよ!!」

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