『村瀬紫磨』

昔のパーティーメンツにもいたなぁ。

盗賊上がりの子がこんな感じだった。 途中で魔族の子を拾ってパーティーメンバーから抜けたんだよ。

ちゃんと幸せになれたのかだけが心残りだ。

と、そうじゃなかったな。


「初めまして、Res◎lのマネージャーに就任しました鈴村有射と申します。 今日からだからよろしくお願いしますね」

「ふーん。 アーシは村瀬紫磨むらせしま

「担当色は紫色ですよ」

「補足ありがとう森内さん」

「いえいえ」

「じゃあ、今日は普通のレッスンじゃないわけ?」

「えぇ。 今日からはマネージャーつきになりますので、練習フロアが変わります」


俺の言葉に亜夢ちゃんは目を輝かせる。


「ってことは私達上のレッスン部屋に行けるってことですか!?」

「はい。 そういうことです」

「やったぁあ!!」


嬉しいのか紺瀬さんの肩をガクガク揺らす。

揺さぶられながらも呆然としている紺瀬さん。

この二人の喜び方は対局だな。

森内さんと村瀬さんは”へぇ、そっか”という感じ。

そして小暮さんはというと…。


「…わ、わたしが、うえ、のレッスン、スタジオ…?」


とガクガク震えている。

喜びよりプレッシャーにやられてしまったようだ。

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