第4話

「え...」


何気なしにトイレの戸を開けたら使用中だった。


「うわ...最悪なんですけど」


義妹の顔がしかめっつらになり、


「の、ノックくらいしろよな!」


と罵声を浴びせられた。


朝の忙しい時間帯であり、

俺は鍵がかかってなかったから、

普通に戸を開けたのだが、どうも

使っていたんだ。


義弟が。


あ、いや、


義妹か...?

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