第18話 4月18日(月)危機一髪

 こんにちは烏山千歳です。今日は、学校で、面倒なことが起こりました。何が起こったのでしょうか。ではスタート。

双葉弥生:千歳大変だよ。この前の男子先輩を倒したこと先生怒っているよ。

烏山千歳:正当防衛じゃない。

山本優美:千歳。私がいるから大丈夫。一緒に先生のことへ行こ。

 と、私と優美は阿部先生のところへ行った。

阿部博:千歳。暴力を働いたんだって?

烏山千歳:正当防衛です。

阿部博:ということは暴力は認めるんだな。

山本優美:ちょっと待ってください。その状況は私がスマートフォンに撮りました。

阿部博:そのスマートフォンを見せてみろ。

 と、先生はスマートフォンを見た。

阿部博:なるほど。これを見ると後藤はたかりにあっていたんだな。それを烏山が助けた。

烏山千歳:そうです。

阿部博:しかし、烏山。暴力はいかん。何か方法はなかったのですか?

烏山千歳:じゃあ、日本は責められたら黙って降伏するのですか?アメリカが助けてくれると思うのであれば、私は後藤にとってアメリカの役割をしただけです。

阿部博:戦争とごちゃ混ぜにするんじゃない。

烏山千歳:じゃあ、こういう時は先生を呼ぶべきですか。

阿部博:そ・そうだ。

山本優美:でも、これは、後藤君自身にも問題があると思います。

阿部博:それもそうだな。だが、スマートフォンがあってよかったな。無ければ停学になってたぞ。

烏山千歳:なんでそこまで大ごとになるんですか?

阿部博:それはこちらの話だ。もういい。帰ってよい。あと、山本。その映像コピーして回してくれ。

山本優美:はい解りました。

 と、優美のスマートフォンのおかげで事は収まった。

山本優美:千歳。危なかったね。

烏山千歳:私、まだ、納得がいかない。

山本優美:格闘バカ。私がいたから助かったのよ。感謝しなさい。

 と、優美にも叱られました。

 夜、これを信一さんに話しました。

小幡信一:助けてくれる友達がいてよかったね。

烏山千歳:私のじゃじゃ馬治るかなあ。

小幡信一:大丈夫。今日もいつも通り勉強をしよう。

 と、今日は私の危機一髪の日でした。終わり。またね。

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