第22話「目線と視線」

「目線」を辞書で調べると「視線」と出ます。(笑)

目線と視線は同じ意味なんですね。

僕は少し違った考え方をするんです。



「辞書では同じ意味なのにね(笑)」

「どのように解釈すればいいの?」

「視線の視は見ることだから眼が向いている方向目線の目は見ている目の位置を指している心の目とか親の目とか神の目とかね」



「視線は『何を見ている?』と問われれば『何を考えているの?』と同じように見えるよね」

「目線は『見ている立場』とか『誰の立場で考える』そういう意味合いを感じるよね」

「そう言えば『マクロで考えミクロで生きる』って聞いたことがあるよ」

「同じことを言っているみたいね」



「今の世の中はマクロで考えることが出来ないような気がする」

「どうして?」

「毎日の生活が精一杯だもの(笑)」



「お金のない社会になっても同じじゃないの?」

「同じ人もいればそうじゃない人もいる(笑)」

「すべての人に平等なのがすべてが無料ってことよね」

「どのような生き方をすればいいのか?お金を稼ぐ必要がなければすべては自分次第なんだよね」



「自分が何を見て何を目指すのかが視線に当たりすべての立場でものごとを考えるのが目線に当たるそんな気がする」

「今のお金の要る社会でもやってる人は多いよ」

「毎月の支払いに心痛しなければ良いんだけどね(笑)」


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