おかずになりたい
唯依
プロローグ
入学式の前日、唯依の家ではささやかなお祝いが開かれている。
パパ「唯依、晶 入学おめでとう。2人とも明日から学校が始まるが、勉強も頑張ってくれよ。まあ、俺の仕事の都合でここに転勤になったから、友達もまだいないと思うが、楽しい学校生活を過ごしてくれ」
ママ「おめでとう。がんばってね」
唯依「うん、頑張る」
晶「はーい」
パパ「これは、パパとママからのプレゼントだ、大事に使ってくれよ。唯依には専用のノートパソコン、晶にはスマホだ。」
唯依「自分専用のパソコン。嬉しい、パパ・ママ、ありがと~」
晶「ありがと~、これでゲ・・・みんなと連絡がとれるぞ」
みんなで乾杯して、食事を始める
パパ「唯依、もう高校の部活は決めたのか?陸上続けるのか?」
唯依「どうしようか、悩んでるけど・・・高校の陸上部はきつそうだから・・・どうしようかな~」
パパ「そうか、まあ頑張れよ。晶も部活考えてるのか?」
晶「うーん、どうかな?部活紹介があるみたいだから、それ見て考えるよ」
ママ「2人とも、好きなことしてガンバってね」
そんな会話をしながら、楽しい食事の時間は過ぎていく。
唯依の家族は、浩の転勤で隣の県に引っ越してきたばかりだ。
住んでる場所は繁華街から少し離れた郊外で閑静な住宅街の一軒家を借りている。1
階には少し広いLDKに両親の部屋、風呂と洗面所とトイレが、2階は唯依と晶の部屋にちょっと広めのベランダがある。
隣の家は晶と同い年の子供が住んでいて、唯依の部屋から彼の部屋の窓が見える。
家族団らんが終わって部屋に戻ってきた唯依は、新品のノートパソコンを箱から出して机の上に置いて、電源を入れる。
パソコンの初期設定を済まし、早速ネットサーフィンを始める。自分専用のパソコンが嬉しくて、にやにやしながら操作している。
「いいな~、自分専用って。これで、色んなところをお気に入りに出来る。今までは無難なところしか出来てなかったし」
何件かお気に入りに登録して
「はぁ~~ぁ、眠たくなってきた。明日、入学式だし今日は早く寝よっと」
大きなあくびをして、寝る準備を始める。
パジャマに着替え、ベッドに入り眠りにつく。
次の日の朝、唯依は眠い目をこすりながら洗面台に行き顔を洗う。
部屋に戻ってきて、パジャマを脱ぎ下着姿に、壁に掛かった真新しい制服を手にとって、着替え始める。
「今日から高校生か~、楽しみ」
唯依の行く高校は、男女ともグレーのブレザーで胸に学校のワッペンが縫い付けられている。
制服に着替えた唯依はダイニングに行き自分の席に座る。
用意されていた朝食を食べ終わって。
唯依「いってきま~す」
ママ「いってらっしゃい、式は出席するね」
唯依「は~い」
今日から新しい学校生活が始まる事に期待して、わくわくしながら学校に向かう。
学校は、最寄りの駅から5駅ほど離れた場所、今日からは電車で通学することになっている。
最寄りの駅は、あまり大きくなく、乗降客もあまりいない。
このあたりの人は車で通勤している人が多く、朝は学生ばかりだ。
先日、学校までの行き方を試したので、難なく学校にたどり着けた。
学校の校門を抜け校舎に向かって歩く。
周りを見ると、友達と一緒に歩いている人が多く、少しうらやましくおもって歩いて教室に向かう。
唯依のクラスは1年3組、一学年5クラスで全校生徒数500弱の学校だ、最近まで男子校だったため女子は少なめで、唯依の学年は60人くらいしか女子がいない、2年生と3年生は更に少ない。
唯依のクラスは全部で32の女子は唯依を入れて12人しかいない。
自分のクラスについて、黒板に「席が決まってないので自由に座るように」と書いてあったので、教室の後ろの方にすわる。
突然隣の女の子が声をかけてきて
あかり「おはよ~、初めましてだよね?私 あかり、山中 あかり よろしくね」
琴美「私、石田 琴美。あかりとは中学校から一緒なの。よろしく~」
「お、おはよ~。私は 岡田 唯依、よろしく。いいな~、私、先月隣の県からこっちに来たばっかりで、友達まだいないの」
あかり「そうなんだ、じゃあ、私たちが1番目ね」
初対面同士、さぐりさぐり会話を楽しんでいる。
しばらくして、担任の先生が教室に入ってくる。
五反田「おーい、みんな席につけよ~。適当に空いてる席でいいから。」
みんなが席に着くのを確認して
五反田「今日から、みんなの担任になる五反田 誠治 28歳 独身です」
みんなから、どっと笑いが起きる
五反田「まずは、みんなの出席をとります。出席番号順でフルネームで名前を呼ぶので返事をして下さい。もし読み方が間違っていたら、訂正お願いします。」
五反田先生が、名簿を見ながら一人ずつ名前を確認して、読み上げていく。
名前を呼ばれた生徒は返事をし間違っているときは訂正をする。
全員の名前を言い終わると、
五反田「よーし、みんないるな~。このあと、体育館で入学式が始まるので、みんな体育館に移動するぞ~」
みんなが立ち上がり、体育館に向かう。
入学式が終わり、騒ぎながら自分たちの教室に戻ってくる。
朝の席に各々座ったところで、HRが始まる。
五反田「よーし、これからHR始めるぞ。まずは、お互いよくわからないと思うから、自己紹介をしてもらう。そのあと、各委員会のクラス委員を決めて、今日は解散だ。それじゃあ、先ず出席番号1番から」
順番に自己紹介を始めて行き、唯依の順番に
唯依「はじめまして。岡田 唯依です。隣の○○県○○市から、親の転勤でこちらに来ました。出身中学は○○中学校です。中学校では陸上部に入っていました。こちらに来て日も浅いので、友達とかいないので、仲良くして下さい。よろしくお願いします。」
自分の席に戻り
『あ~、緊張した~』
緊張して心臓のバクバクが止まらない。
そこにあかりが話かけてくる。
あかり「陸上部だったんだ~、部活陸上部に入るの?」
「うーん、どうしようか悩んでるんだけど、多分陸上部には入らないかな~」
話していると、みんなの自己紹介が終わり、先生が
五反田「これで全員おわったな。最後に俺の自己紹介 さっきも言ったが、五反田 誠治 28歳 独身です。教科は数学です。このクラスの数学は俺が担当します。とりあえず、1年間よろしく。それでは、各委員を決めたいと思います。委員は全部で6人 クラス委員、副クラス委員、体育委員、生活委員、文化委員、保健委員だ。任期は学期毎だが、委員をやりたい人はいるか?」
みんなは静まりかえって、立候補をするものは居ない
五反田「まあ、そうだろうな。そう思って、くじを作ってきた。くじに当たった人は今学期は諦めてやってくれ」
そういうと、順番にくじを引き始める。
各委員が決まっていき、最後の保健委員に唯依が選ばれた。
委員決めが終わって、プリントを配られた後
五反田「じゃあ、今日はこれで終わり。明日はプリントにあるように、午前中授業で午後からはクラブ紹介だ。クラス委員長の最初の仕事、帰りの挨拶で締めよう」
佐々木「起立 気をつけ 礼 おつかれさまでした」
みんな挨拶して、荷物を手に教室を出て行く。
唯依も荷物を持って出ようとしたところに、あかりと琴美が声をかけてきて
あかり・琴美「唯依、一緒に帰ろ~」
「うん、ありがと~」
3人で学校からお喋りしながら帰る。
琴美「ねえ、唯依は何処すんでるの?」
「わたし○○って町だよ」
あかり「そうなんだ~、私たち○○ってところ、方向でいうと反対側かな~。でも駅までは一緒に帰れるね。唯依も自転車にしたら良いのに」
「そうよね~、自転車か~、しばらくしたら自転車でも良いかな~、定期買ったし、まだこっちに慣れてないから、定期が切れそうになったら私も自転車にしようかな~」
雑談をしながら、駅に着く。
「あかり、琴美 また明日ね~」
二人に軽く手を振って、駅に入っていく。運良く電車が直ぐにきて電車に乗って帰る。
家に着いて、
「ただいま~。疲れた~」
直ぐに台所に行き、冷蔵庫からジュースを取り出して飲む。
ママ「唯依、おかえり~。今お昼ご飯用意してるから、着替えてらっしゃい。降りてくるとき、晶にも声かけて一緒に降りておいで」
「はーい」
返事をすると、自分の部屋に行き、制服を脱ぎ始める。
窓にはレースのカーテンが掛けてあり、少し開けてある窓から心地よい風が入ってくる。
「う~ん、きもちいぃ~、良い風~」
制服の脱ぎ下着姿に、その格好のまま部屋をうろうろしながら、クローゼットから服を取り出す。
普通の洋服に着替え、弟の部屋に行きお昼ご飯を食べるように伝えると、一緒に降りてテーブルに座る。
ママと晶と3人でご飯食べてると、
ママ「二人とも学校どう?友達出来た?」
晶「うん、すっごい偶然だけど隣の家に同じクラスの山本 翔ってのがいて、早速仲
良くなった。今度一緒に遊ぶ約束もした」
ママ「隣の息子さん、晶と同じクラスだったのね。よかったね。唯依は?」
「うん、友達出来たよ。山中さんと石田さん。一人でいたら話しかけてくれたの。」
ママ「そう、良かったわね。」
私と晶が学校の話をして、ママがそれを聞いている。
「ごちそうさまでした。」
唯依と晶は、自分の食器をさげて、ダイニングをあとに。
自分の部屋に戻る。
唯依はレースのカーテンが掛かっている窓に近づきカーテンを開けながら窓の外を見る。
窓から見える風景を眺めながらふと、隣の家のカーテンが全開になっている部屋が目に入る。
そこにはハイベッドに横になっている男の子がいる。
「えっ」
びっくりして、おもわずカーテンを閉める。
一息ついて、カーテンの隙間からこっそりと覗く。
「あ、あれって・・・さっき、晶が言ってた翔くん?それに、ズボンおろして・・・おちんちん触ってる。あれってオナニーしてるんだよね~」
よく見ると、手に持ってる本には下着か水着姿の女性の写真をみている様子。
「初めて見た・・・男子ってあんな風にオナニーするんだ・・・手の動きがだんだん速くなってきた、あっ・・・な、なんかでた。射精したの」
ドキドキしながら、翔くんがオナニーしているのをみて、後片付けをしているのを確認して窓から離れる。
「びっくりした・・・男子のオナニー初めて見た・・・まだドキドキする・・・」
落ち着かせようと、パソコンの電源を入れて、ネットサーフィンを始める。
いつものサイトを見ているが
「なんか、頭から離れない・・・・」
検索から《隣 窓 オナニー のぞき 男》で検索すると
「わっ、いっぱいでた・・・」
検索結果には、窓越しのオナニーをみた書き込みが沢山ヒットしている。
気になる記事を読んでいると、だんだんと下半身がうずいてきて、左手でショーツの上から触ると
「湿ってる・・・あぁ・・・」
我慢出来なくなり、記事を読みながらオナニーを始めてしまう。
「あぁ・・・ん・・・、もし、カーテン開けて着替えたりすると・・・私も・・・覗かれちゃうのかな・・それで、私みながらオナニーするのかな・・・」
自分の着替えをしているところを覗いている翔くんを想像しながらオナニーをして、
「うぅ・・あぁ・・・ん・・・いく・・・・あぁぁぁ・・・」
小さい声をだしながら、そのまま逝ってしまう。
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