2022/2/22
説教がトラウマである。叱られるのも、尋常でなく辛い。真面目というか、リスクのある行為をひたすら避け続けてきた僕は、自分の間違いを指摘されることで、深く抉られてしまう。
小学校、保育園時代の記憶が、何度も、何度もぶり返す。楽しかった思い出や、印象的な行事なんかは、ほとんど浮かばない。でも、縄跳びを忘れたあの日、舞台に上がっていいかどうか分からなかったあの日、上履きを持ち帰っていいか質問したあの日、油性でなく水性ペンを使ってしまったあの日・・・とかのことは、鮮明に残り、僕を苦しめる。
年月は流れた。根本的な所は、変わっていないように思う。ただ、突き刺さった何かしらを、引き抜かず、見つめていなければならない今には、嘔吐感を覚えるし、マシかもしれないと思う。
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