叶わぬ願い

僕の身体を包む彼女


あまりに優しい思い出だけが


過ぎゆく日々は淋しくて


心に言い聞かせてはみるけれど


今すぐ声が聞けたら せめて面影だけでも


人恋しさに眠れぬ夜は狂おしく


独り暮らしのこの部屋で


叶わぬ願いと知りながら


声を限りに叫びました


もう一度逢いたい

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