第12話 申し送りたいv

 ヨンバン、調子どう?


「おお、イイ感じ」


 よかった、わたくしとジュウバン、ちょっとのめってたから、影響なかった?


「うん、だいじょうぶ」


 よかった、じゃあ今日の予定を申し送りたいんだけれども。


「全然いい」


 よし! ヨンバンはそう来ないとな! ええと……りぼんスペシャルの巻頭カラーの物語、これをノートに書きだしたじゃない?


「うん」


 その構成をもとに、話を作ってみたいと思う。


「えー、それじゃあ、りぼんスペシャルの分析はー?」


 同時進行ってわけにはいかないかな? やっぱり……。


「ノートに書いてよ。こっちで話しても」


 うん? ノートに? それはどうして?


「わがまま言う。日記に書いて」


 最近、エッセイどころかポエムになっちゃうからさー。


「勝手にしろ」


 じゃあ、今日は猫の餌と猫草を買ってくるから、午後に。


 で、午前中は話をどうするか検討しつつ、りぼんスペシャルの分析。


「わかった」


 いつも悪い。


 欲しいものがあったら言って?


「ポテトチップス。辛いのね」


 カラムーチョでどう?


「手を打とう」


 よし、今日、買い物に出た時手に入れてくるよ! メモっておく。


「よろしくー」


 いつも頼りにしています。


 ありがとう。


「ううん、ぜんぜん」


 よし! じゃあ、他のナンバーズにも欲しいものを聞いてくるね。


「じゃあねー」


 またー。


「またー」

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