第7話 女神のおしゃべり帳を開催したい。
ヨンバン、調子どお?
「んー」
お疲れのトコ悪いんだけどさ、近々『女神のおしゃべり帳』を開きたいんだよね。
「なにそれ」
カクヨムで掲載してて、いま更新止まってるんだけど……。
「ああ、結構。説明書きはいらないよ」
女神とお話が弾みそうな、アドリブのきくナンバーっているかな? どれぐらいいる?
「あーでも、いくらでもいるからなあ」
?
「どうしよ。つけ加えるならば、あんたが彼氏みたいにつき添えばいいのでは?」
はぁあー? ぬあんとー?
「なんでー?」
いや、ちょっと女神ストレスたまってそうなんだよね。
「ちまちまちまちま……横取りするよ。はしっこアンサンブルするよ?」
なにそれ、わけわからない。
「木村仁みたいにアスペルガーになりたいの?」
あ、ヨンバンも? 木村くんアスペだって思う?
「思う。ちゃんと読めばわかる」
へえ。
でもさー、アスペルガーってけっして人として、能力的に劣ってるとかではないんだよね。
「そうでないと」
ただちょっと理解するのに時間と工夫が必要ってだけで。
「そうそれが気を付けて」
んー、戻すけど、女神と対談できるナンバーっている?
「いないと思うよ。少なくともおまえ以外、女神とやらはどうでもいいと思ってる」
えー、それまずいよ。
「だって、そいつ彼女?」
だれの?
「君のだよ」
女神は女神だよ。
「わかった。スケジュール調整するから待ってて」
わたくし、他のナンバーズに声かけてこよう。
「ゆっとくけど、他のやつらには妄想だと思われてる……から、気を付けて」
え? 説得どうしよう。
「がんばってくれい」
ひえー。
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