第41話

「ハンニャベアだって!?なんでこんな所に!!まぁでも問題無い!!こいつなら俺が受け止められる!!」


襲来の時にも受け止める事が出来たし、その時より今の方がステータスは上がってる。恐れる必要は無い!


ハンニャベア(怒)のチャージタックル!!

ルドの盾で受ける!!ルドは200のダメージ!!


「ちょいちょいちょいちょい!ちょっとまて体力半分持ってかれたぞ!!」


おかしいでしょ!!襲来の時よりステ上がってるのにどうしてこんなに・・・。ん?


ハンニャベア(怒)HP*******


走り回ってるからHP見えなかったけど(怒)って付いてるぅぅぅぅぅ。えっ何こいつって亜種なの?ハンニャベアの亜種?そう言えば良く見れば毛並みが明るい赤色ですね!!胸のハンニャ面もいつもより禍々しいですね!!


ミα(゚Д゚ )マカセロ!!

「シア!?何するんだ!!」


( `_ゝ´)ムッ (o゚∀゚)ブハッ∵∴


なるほど!!催眠香で相手を操ろうってんだな。ナイス判断!!


「っクシュン!!ぐあっ。」

「うっし効いてるぞシア!!」

(`・∀・´)エッヘン!!


「ヴヴヴヴヴ。グルァアアアアアアアア!!」

「えぇ!吸い込みましたよね?なんで効いてないの!?と言うかさっきより怒ってるんですけど!!」

「っくしゅん。ウガァァァァァ!!」

「もしかして花粉症でした?それでもって何さらすんじゃぼけぇと?」

「グアッ。」

「普通に返事返してんじゃねぇ!!」

「GUAAAAAAAAAA!!」

「怒鳴ってごめんなさーい!!」


ハンニャベア(怒)の攻撃 怒涛四爪斬 狙いはシアだ!!

シアの捕獲 しかしシアの攻撃は外れた シアに1000のダメージ!!


「シア!!」

(;´∀`)…イタイナァ…


1000もダメージ入ったらあと7発でシアがやられちまう!!


ミα(゚Д゚ )マカセロ!!

「いや無理するなシア!!」


シアの捕獲 しかしシアの攻撃は外れた。

ハンニャベア(怒)の攻撃 怒髪四連斬烈爪 シアに2500のダメージ!!


「止めろ!死ぬぞ!!」

ガンバル (๑و•̀ω•́)و✧ ミα(゚Д゚ )マカセロ!!

「シア・・・そこまでして・・・。」


クッソ!!これだけ頑張ってくれる友魔を俺は自分の身勝手でペットにしようとしたのか!!経験値がなんだ!!レベルが上がらないからなんだ!!シアはシアだろ。せっかく友魔になってくれたのに見捨てる何て不義理じゃないか!!


「シア・・・変われ。」

(。´・ω・)?


「大丈夫だ!!前は一方的に負けたけど、今回はあれが使える!!」

(?_?)


「巨人化!!咆哮からのぉ~『親父に習った捕縛術だ!!』」


前回は巨人化しても一方的にやられちまったけど、今は親父の捕縛術が在る!!人の体に近ければやりようは在るってもんよ!!


ハンニャベア(怒)の攻撃 紅怒天列波 狙いはルドだ!!

「いくら強い攻撃でも前みたいに動きが単調なら!!」


ルドの回避 成功 ルドはハンニャベア(怒)の後ろに回り込んだ!!

ルドの捕縛術 ハンニャベア(怒)の腕を掴みながら足払いを仕掛けた!!

ハンニャベア(怒)の抵抗判定 しかしハンニャベア(怒)は後ろに回り込まれている。

ハンニャベア(怒)は転倒した。

「よっしゃ!!それじゃあここのまま!!」


ルドの追撃 ハンニャベア(怒)の腕を固めながら背中に乗った。ハンニャベアは抵抗して暴れる。だが背中まで腕が届かなかった。


ふはははは!!実はハンニャベアは背中に乗られると手出しが出来ないという弱点が在ったのだ!!これは前に見たハンニャベアのレイド戦で発見された物。


4つも腕が付いてるので関節の可動域が干渉して後ろに腕が回せない。しかも腕の一本でも無理矢理背中側に持ち上げると関節や筋肉の干渉を利用して腕を動かさない様に出来るのだ!!


そして腕さえ押さえてしまえば足だけで体を持ち上げる事は出来ない。それは4本も腕が付いている所為で上半身が重く、起き上がるにはどうしても腕の力が必要だからだ。だけどその肝心の腕は背中に乗った俺に動きを阻害されている。


「俺がハンニャベアに負けた事を知っていた親父が特別に教えてくれた捕縛術だ!!どうだ動けまい。俺の血と涙と汗の結晶をとくと味わえ!!」(決して特訓が地獄だったから八つ当たりしているわけでは無い!!決して!!)


「今だシア!!捕獲!!」

( ´∀`)bグッ! シュルシュルシュル!!


シアの捕獲 ハンニャベア(怒)の捕獲に成功!!

シアの捕食 体が大きすぎて入らない。


(´・ω・`)

「シアさんや。腕から食うと良いですぞ。」

( ゚д゚)ハッ!


シアの捕食 シアはハンニャベアの腕を捕食した。


もしゃもしゃゴックン( ・´-・`)

「ぐあっ!!」


「そうそうその調子、それじゃあ残りの腕も食べちゃいなさい。あっ俺が持ってる奴は最後ね。」

( ̄▽ ̄)ゞラジャ


シアの捕食 シアはハンニャベアの腕を捕食した。

もしゃばりゴクン。

「ぐぅっ!?」


シアの捕食 シアはハンニャベアの腕を捕食した。

メリメリぼりぼり

「ぐぅぅぅぅ。」


シアの捕食 シアはハンニャベアの腕を捕食した。

ぶちぶちごりごりゴックン

「ぐあぁぁぁぁん!!」

「良くやったシア。」

(*´∀`*)


腕が無くなったハンニャベアなんてまな板の鯉と同じ!!あとはどう料理してやろうか?

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°


比喩表現だから!!熊料理とか作れないから!!そんな期待した目を向けないで!!目は無いけど。

...(´З`)チェッ


シアさんや何処から料理っていう情報仕入れて来たんですか?飼い主として不思議に思います。

♪~(´ε`;)


まぁいいか。ほらまだ残ってるから食べちゃいなさい。あっ脚から食べなさいね?他の部位はまだ大きいだろうから。


そうそう、次は頭。後は食えるところから齧って行きなさい。うんうんその調子。良いぞーシア。がーんばれ、がーんばれ。よっし完食!!よくやった!!


( ´З`)=3 ゲップ (`・∀・´)エッヘン!!


ルドたちはハンニャベア(怒)に勝利した!!


経験値0 ドロップなし


うん、わかってた。何も手に入らないのはね。べっ別にガッカリしてねぇし。亜種だからどれだけ経験値が貰えたか気になってねぇし。嘘です気になってます。


「はっ!!シアがレベルアップしたのでは!!」

(´・ω・`)


「えっしてないの?本当に?」

(゚д゚)(。_。)ウン


「まぁ元々レベル高いし仕方ない・・のかな?」

(´―`*)ウンウン


完っ全に倒し損じゃないですかヤダぁぁぁぁぁ!!


まぁでも今回はシアが居なければ死んでただろうなぁ。それに経験値は入らないけど熟練度上げは出来るんだから、ペットとしてじゃなくて相棒として付き合っていきますかね。


かっ勘違いしないでよ!!俺の為に命懸けで頑張って戦ってくれた事とか、会話が意外と楽しかったとか、愚痴聞いた上で友魔になってくれて感謝の気持ちで一杯だとか、そんな事、関係無いんだからね!!


えっ男のツンデレはいらない?正直になれって?えぇそうですよ!!ただただ感謝してるんですよ!一緒に居たいと思うくらいにはな!!これでいいか畜生!!


(´・ω・`)イイノ?

「良いに決まってるだろ?まっこれからもよろしくな相棒。」


ミα(゚Д゚ )マカセロアイボウ!!

「頼りにしてるぞー。」


ハンニャベア(怒)との戦闘が終わり、絆を確かめ合いながらほっと一息ついていると突然ワールドアナウンスが流れ始めた。


ピンポンパンポーン⤴ 皆様にお知らせいたします。今週末に友魔解放記念としてふれあいイベントを開催いたします。他の人の友魔や、まだ友魔を獲得していない人の為のイベントとなっています。詳細や注意事項は公式ホームページに記載していますのでそちらをご覧ください。当日は専用フィールドを用意しておりますのでどの場所に居る方でもご参加いただけます。ぜひ奮ってご参加下さい。 ピンポンパンポーン⤵


おぉ!!これはもっとシアと仲良くなるチャンスなのでは!!それに他の人がどんな友魔を持っているか知ることも出来るんでしょ?ぜひ参加したい!!


「シアも聞こえた?」

( ´∀`)bグッ!


「ならもうわかると思うけど、俺は是非今回のイベントに参加したいと思ってる。シアはどうしたい?」

( ・∀・)イク!!


「そっか、それじゃあ2人で参加するとしますか!!」

((o(´∀`)o))ワクワク


「よしそれじゃあ当日まで連携の練習でもするか!!俺はヘイト稼ぐだけだけど・・・。」

ドン(・∀・)マイ


「シア?その顔文字はなんか違うと思うよ?」

ドン(´・ω・`)マイ


「畜生!!いつか絶対攻撃力を手に入れてやる!!見てろよ!!」

(ヾノ・∀・`)ムリムリ


「無理じゃなーーい!!」

(* ̄▽ ̄)フフフッ♪


ハンニャベア(怒):いつの間にか住処を爆破され、怒り狂ったハンニャベアの亜種。思い出も、休息の地も何もかもを失った熊はその身を血に染めて復讐を誓う。

※ハンニャベアと弱点は同じだが、関節を決める場所が若干違う。一つ間違えば腕ごと振り回され虐殺される。関節を決めるときは注意!!


毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!

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