第125話 ひとつに

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 今回はエチエチです。

 苦手な方はご注意ください。

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「うぅ…、ごめん…なさい…、悠樹、ひくっ…、私…私…」

「愛花、大丈夫だから、もう泣かないで。」

「でも…、えぐっ…、私…、君の…、うぅ…」


 腕の中で愛花が泣いていた。

小さな体を震わせて、俺に赦しを得ようとする。


 俺と愛花は、一つになろうとした。

互いに昂りを感じ、各々の準備を整え、その時を迎えようとした。

けれど、彼女の体は俺を受け入れられなかった。

愛花の未経験の女性の中を守る入り口はとても狭く、俺がそこに分け入ろうとすると痛がって、それ以上進むことが出来なかったのだ。


 決して愛花が女性として未熟だった訳じゃない。

まもなく16歳になろうとする女性としての色めきは、男性の欲を刺激するには十分なものだったし、俺の腕の中で浮かべていたとろりとした表情は、普段の可愛らしい容姿とは裏腹に、それだけで十分成熟していると感じられた。


「愛花、きみが俺を受け入れようとしてくれて嬉しかった。今はその気持ちだけで十分だよ。」

「嫌です。私は、君と一つになりたかった。なのに…、何で私はこんな小さな体なんでしょう、何で…」


 愛花は自らの小さな体をさいなみ始めた。

自分が小さな体であるが故に、俺と繋がることが出来なかったと思っているのだ。

けれど、それは思い違いと言うものだ。


「愛花、よく聞いて。君の女性の部分は決して小さい訳じゃないよ、ただ今回は中にある入り口が狭くなっていただけだと思う。」

「え…、そんなことって…」


 確証がある訳ではなかったが、元々未経験の女性の狭くなっている入り口が緊張によって拡張せずに、男性を通しづらくなることはあるらしいし、対処法も考案されていると聞いたことがある。

 何よりもまずはリラックスした状態で受け入れてもらうために、男性側が十分に配慮することが必要なのだ。

 つまり、今回出来なかったのは、俺が配慮を怠ったことが理由の可能性が高いと言うことだ。


「愛花、きみさえ良ければ、また別の日に、もう一度、最初からやり直してみないか?」

「それでもダメな時は…」

「交わるばかりが愛情表現じゃないよ、他にいくらでもやり方はあるんだからね。どんな形でも、俺はきみへの想いを示してみせるよ。」


 愛花は俺の言葉に、ほんの少し何か考える素振りを見せてから、ふっと小さな笑みを浮かべた。

その瞳は、もう潤んでいなかった。


「悠樹、お願いがあります。今夜、もう一度だけ、試してくれませんか? 私、やっぱり、君と一つになりたいんです。」

「愛花…、分かった。じゃあ、もう一度試してみよう。ただし…」

「ただし?」




「なるほど、これはリラックス出来ますね。」

「だよね。さっきはきみと一緒に入れなかったし、俺としては一挙両得だよ。」


 俺と愛花は深夜の浴室で並んで湯に浸かっていた。

二人だけでもしっかりと温まれるように、いつもより多めに湯を張った。


「ふふ、こうしてみると、さっき恥ずかしがっていたのが、馬鹿みたいですね。こんなにゆったり出来るなら、毎日でも一緒に入りたいです。」

「ホントにね、さっきは遠慮なんかしなきゃよかったよ、明日はみんなで一緒に入るとして、今日は目的を果たさなくちゃね。よっと。」

「きゃっ。」


 俺は愛花を後ろから抱き抱えるようにして、湯の中で胡座をかいている足の上に座らせてから、小ぶりだけれど形の良い胸を、先っぽを中心に両手でいじくり始めた。


「ふあっ、悠樹、ちょっと…ん、あん、あふ…、悠樹…、ふあ…、そこ…、感じて…、あぁん…」

「きみにはたくさん気持ち良くなってもらわないとね。」


 ベッドの上で一度昂りを迎えていたこともあり、愛花は少しの刺激で直ぐに快楽に導かれているようだ。

ただ、先ほどのことがあるので、ここは焦らずにゆっくりと昇り詰めてもらうことが大切だろう。


「愛花、下も触るからね。」


 愛花の体から十分に力みが抜けてきたので、胸に左手を残し、右手を下へ伸ばして行く。

小さな体に見合った薄い茂みの先にちょこんと控えている、彼女らしく可愛らしいぽっちを中指の腹で優しくいらうと…


「ふあ、あ、あ、悠樹ぃ、悠樹ぃぃ、あ、ああ、んあぁ…、ん、んんっ…」


彼女は堪らずビクビクと腰を跳ねさせ、パシャパシャと湯面を揺らした。


 暫く薄らと撫でているうちに、ぽっちがほんの少し大きくなったように思えたので、指先でピンピン弾いてみると、普段の愛花からは考えられないほど甲高く甘美な声音で歌い出した。


「いやっ、いやーーー、あぁぁぁ、ひあーー、ふやっ、やっ、やっ、やっ、あひーー、あん、あん、あふっ、あふん…」


 感じやすい箇所を執拗に弄られるうちに、愛花の呼吸が乱れて肩が小刻みに上下している。

そろそろ頃合いかと、ぽっちから中指を離し、彼女の中に侵入させて入り口の状態を確かめた。


「愛花、指が入るからね、中をゆっくりとなぞるから、力を抜いて、そう、そうだよ、良い子だ。」

「ふあ、あぁぁぁ、指ぃぃ、入って、入ってるぅぅ、ぅあぁぁ…」


 ベッドでは指1本入るのがやっとだった内側の入り口が、随分と熟れている。

中を彷徨さまよう指には、湯とは違う感触の液体が纏わり付き、彼女の準備が整いつつあることを示していた。

 中の感度も良好のようで、愛花は初めてなのにも関わらず、甘い刺激を求めて自ら腰を動かし始めた。

湯舟のリラックス効果は抜群のようだ。

これならば行けるかも知れないと、指を2本にして試してみた。


「愛花、もう1本挿れるよ? 痛かったら言って。」

「いや、いや、動いて、悠樹の、指がぁ、あ、ああ、私の、中でぇ、ああ、あ、あ…」


 彼女の狭い入り口も十分柔らかくなり、もう俺を受け入れることも出来る筈だ。

愛花に入っていた2本の指を少しずつ捻りを加えて内側に刺激を与えながら引き抜き、彼女の体を軽く持ち上げてからくるりとこちらへ向けた。

上気してふやけた顔を見つめて口づけをしてから、湯の中にそそり立つ俺の上にゆっくりと股がせる


「今度は俺が入るよ? ゆっくり行くからね、リラックスだよ?」

「はい、はい、悠樹ぃ、好きぃ、私、もう…、あ、ん、んん、んあ…、んぎっ! いっ! あ、くはあ、あひっ…」

「くっ、愛花、もう少しだけ、頑張って、ぎっ、分かる、よね、俺たちが、繋がってるの。」

「ゆう、き…、苦しい…、です。でも…、嬉しい…」


 俺もキツくて苦しいけれど、愛花は破瓜の痛みと今まで受け入れたことのない太い異物を体内に収めた苦しさに耐えている。

もうこれ以上、彼女を苦しませたくない。


「愛花、良いかい? 抜くよ?」

「いやっ、もう少し…、そのままで…」


 俺が体を持ち上げようとすると、愛花はそうはさせまいと俺にしがみついて抵抗する。

しかし、俺はそれを許さなかった。


「あうっ、うっくっ、ふあっ! …ゆ、うき…」


 愛花の体をゆっくりと持ち上げて俺を抜き取ると、彼女は苦し気な声を上げてから弱々しく俺の名を呼び、意識を手放した。


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