第7話 王宮 城の王女は・・
王宮 お城の王女 マルガレーテ姫
痛む頭を押さえながら 大きな部屋の天蓋付きのベットから起き上がる姫
窓から差し込む光がとても眩しい
「マルガレーテ姫さま お具合の方はいかがですか?」メイドがそっと声をかける
「頭が痛むけど 今日は大丈夫」青白い顔で小さな声で答えた
「薬湯とお食事をお持ちします」メイド
「ええ、入りそうよ よろしくね」マルガレーテ姫
部屋の大きな姿見の鏡に映る その姿は お針子であるエリナと生き写しだった。
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