神宮興亡記 2022

コトボシ チェリバー

弥生の章

神宮暦72年弥生25日 開幕の日

 見事セ界制覇を成し遂げた神宮スワロー帝国、今年もまたセ界を狙わんと軍備を増強してはいたが、【扇の要】中村が前線を離れる始末であった。

 しかし、高津【教皇】はこれを好機に新兵器、若手の起用を計画、タイガー獣人国とのキョーセラ要塞にて演習日を迎えるのであった。

 神宮スワロー帝国の陣頭指揮はライアン【将軍】、タイガー獣人国は【龍人】藤浪、今開幕が開けるのであった。


 序盤、【駿馬】シオミヤスタカ号が出走、【伴天連】三棚の電撃戦により、戦局を握ったように見えたが、ライアン【将軍】が炎上、3の刻で指揮を大下【騎馬隊】に譲るが、大下【騎馬隊】も炎上、開幕早々焦土化寸前になる始末であった。


 6の刻、難攻不落の【龍人】藤浪を長岡【遊撃隊】が攻撃、7の刻には【大砲】ハマちゃんの号砲が鳴り響くが開けられた差は縮まるには遠すぎた。


 8の刻、転機は急に訪れる。

 【龍人】藤浪の友軍で来た齋藤が【伴天連】三棚の号砲などによる火ヤクで火達磨にし気付けば戦局差は僅差となる。

 獣人国矢野王は守護神として、【匙曲げ師】ケラーを送り出すがヤマダの安心サポートと伴天連三棚により燃やされ戦局が逆転し【虫ケラー】と言われる始末。

 もはや、この好機逃すまいと【雷電使い】マクガフにより戦場は閉まる事となった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る