第2話 またやっちまった……①
冬の運転以前のことで、私が凄く凄くよく忘れることが2つあります。
一つは「
どれくらい凄い状態かというと、業務用冷凍庫から車出してきた感じ。まあ、冷凍マグロの表面みたいに、ガチガチに凍りついているので、中からある程度暖めておかないと、凍ったフロントガラスも解けてくれない(凍ってると前が見えない)し、エンジンに負担はかかるし、何より、外気温-20℃の車内は死ぬほど寒い。
なので、家を出る少し前にはエンジンをかけておくようにしておかないといけません。
これね、南の国では殆どやらないです。たまーに、ごくごくたまーに、早朝、車の窓が凍ってることがあるんですよ。でも、お湯かけたら、はい解決。なので、うちの母、なんでそうしないの? って素で聞く。
こっち来てそれやったら、えらいことに……。たちまち凍りついて、ドアも開かないことになる。と、夫に言われました。
まあ、バケツにお湯入れて、空中に投げた時点で、お湯、消えるけどな。
そもそも、私の郷里、冬でもマイナスになりません。たまーに。ごくごくたまーに、氷が張ったり、雪が降ると、子どもたちのテンション上がりまくりますから。まあ、勿論、雪降ったら、運転なんか恐ろしくてできないです。
この辺の人は、エンジンスターターという便利なグッズを持っていて、家の中や建物の中から、鍵がかかったままの車のエンジンをかけてくれるのですよ。わざわざ寒さの中、エンジンかけに行かなくても大丈夫だし、エンジンかけっぱで店の前なんかに止めておくような無用心なこともしなくて済む。
優れものだと思います。
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