第19話 おきゃん猫さんには・・・

 この作品の第1話で御紹介した猫様のお宅には、現在、かなり若い雌の猫さんがおられます。これは確か、2年ほど前のお話です。

 ある時、せっかくなので久々にお寄りしたら、この猫様、御挨拶に出てこられました。なんか、わしに興味津々な雰囲気もあったけど、さすが、近寄っては来ない。

 この猫様、何でもおきゃんな猫さんで、白黒の毛皮。当時で1歳くらい。


 私を遠巻きにしつつ、そのお宅がされている雑貨屋の中を縦横無尽に走るわ歩くわ、飛びあがるわ。飼い主様の首にまでまくりついて、まあ、なんとも。


 さて、このおきゃんにも一撃!


 ということで、少し離れた位置にいるおきゃん猫さんに、三味線砲をお見舞い。


三味線! 三味線!


 全然、効果なし。

 われ関せずと、つんつんしながら淡々と、ルーティンをこなしておられました。

 歩いては知って飛び上がって・・・。


中国名物・猫の鍋!


 猫鍋砲もお見舞いしましたが、まったく、効果なし(苦笑)。


 こういう猫さんも、いらっしゃるようです。

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