Johari’s Window

人間関係で揉みくちゃにされることは大切だ

肯定してくれる人を求めてばかりいるのも良くない

厳しいことを言ってくれる人がいなきゃ必ず駄目になる

それはその通りだ


だからと言って自分を否定されてばかりじゃ身が持たないよ

人間にはたった一人でも自分を肯定してくれる人が必要なんだ


「お前は甘えてる」とか「俺はもっと大変だ」とか

「社会はそういうものだ」とか

そういうことじゃなくて自分自身を見てくれる人、

そういう存在が君には絶対に必要だ


じゃなきゃ君は閉じ籠る

他人に攻撃的になる

自分に自信が持てなくなる

いずれ君は全てのものを憎むだろう


そう今の君が絶対なわけじゃない

だから苦しいことの方が多いだろう

だけど傷つきながらでも必ず何かを得ているはずで、

だから、とりあえず前に進んでおこうよ


君がそんなに悪いとは思わない

「お前が全部悪い」と言い放って

“じゃあどうすればいいのか”は教えてくれない人に

振り回されることはないんだよ

キツいことを言うことだけが厳しさだと思い込んでる人に

流されることはないんだ


今の世界だけが全ての世界じゃない

今の関係性が永久に付いてくるわけでもない

辛かったら逃げてしまったっていいんだ

必ず滅茶苦茶にならないで済むように収まるから


君が間違いを犯したとき真剣に怒ってくれる人

君が間違えそうなとき必死で止めてくれる人

どうすれば見つかるんだろうね 俺にもわからない

だけど君がそんな人になれれば

きっとうまくいくよ


だって君のおかげで俺の世界は広がっている

だからきっと君の世界も広がっていくって思うんだ


限られた人間関係のなかでは

世界は広がらないどころか狭まる

転ぶことで見えることもある

躓かなきゃわからないこともいっぱいある


人にはいろいろな人がいて

世界にはいろいろな世界があるんだ

だから、今は駄目でも

それでずっと駄目なわけじゃないんだ


君が思ってるよりも世界にはたくさんの道がある

どんなに酷い状況においても必ずどこかに道がある

どうか覚えていて

全てが君の力になる


どうか忘れないで


この窓を開いて行けば

きっと君の知らない君を見つけることができるから

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