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目次
いま、選択のとき
あなたたちは
“自分は絶対に正しい”と
永遠に諭し合っていればいいよ
こっちはこっちで実際のことをするから
あなたの“議論”する様を見て
考え方の一つとして参考にはするけれど
でも俺があなたと直接“議論”することはない
時間の無駄だから
だから別にあなたを無力だとは思わない
火種の役割を果たしてくれてると思う
だからあなたはそうしていて
あなたが終わりなき戦いに勤しむ中
彼は俺にゲイのリアルを聞かせてくれて
あの子は手話を教えてくれる
手間も暇も時間もかけて着々と
あなたは気軽にお手軽に安全圏から無責任に
やりたい放題呟いていればいいのよ
それもそれはそれで力になるし
指先一つで世界を変えられる
でも空気でケーキは作れない
そこにあなたは無力だ
どうしても“前”へも“次”へも進めない
正直、なぜかはわからない
よかったら“議論”してみておくれ
どうせ“あなたたち”は
そう信じてやまないだろうけど
だからだろうな
あなたが終わらない論争に勤しむ中
彼女は家族のために日々働いて
あの人は目の前の暴力に立ち向かっている
人生をかけて自分の仕事を確実に
“議論”ばかりで一向に前に進めない
もういいでしょ いろいろ言いたいことがあるとは思うけど
とりあえず無視を黙殺をさせてもらいます
あとは“僕ら”が決めてくれるだろう
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