俺のとなりの同級生が可愛すぎるのに俺にしか甘えない
らいけい
第1話
これは、2年生の4月、始業式の日だった。
クラス替えで学年一の人気者、佐々木三咲の隣の席になった。どーしよ、俺、もしかして、佐々木さんと付き合えちゃうかも!?
今まで付き合うことなんで一回もなかったけど、これがきっかけで付き合えるかも!
なんだろ、めっちゃドキドキする!今まで女子と付き合えることなんて全くなかったのに!
なぜ俺なんかが佐々木さんの隣に!?
「ねえ、あんたなにこっちジロジロ見てんの」
ヤバい!見すぎて気づかれてしまった!ここで嫌われたら困る!何とかして普通な態度でやり過ごさないと嫌われてしまう!
「い、イヤ、なんでもないです!?なんか、空がきれいだなーって思ってただけです」
「ちょっと話しかけただけでテンパりすぎ。ちょっと落ち着きなって」
まずい。これは最悪な印象を与えてしまった。初対面で最悪じゃないか。
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