第33話 ボランティア始めました
わたくし日本では歯科衛生士。矯正歯科で働いていた。アメリカは法律とかできることの範囲が違うので、仕事をしようとすると免許を取り直す必要がある。いずれ学校に行きたいなとは思いつつ、まだできない。学費がいるんだし。
大学内の歯科にご縁があって、そこでボランティアワークを始めることにした。なんせ今のビザでは給料を受け取れない。つまり働けないビザ。でも無給のボランティアなら働ける、と。
別にタダ働きしたいわけではないけれど、経験にはなる。ブランクは10年以上あるし、別の国だし、英語の壁は厚いし、となったらボランティアから始めるのもいいんじゃないかと思った次第である。ちなみに、ボランティアの経験も履歴書に書けるらしい。
スクラブを買った。週1から2日で、と言ってるのに3日入ってる。毎週ではないけど、それしゃスクラブ一式では足りない。もう一着買い直した。何なら曜日ごとに行ける行けないを決めたのに、行けないと言ってる日に「来れる?」と聞かれたりもしている。(行けないから断ったけど)
頼りにされているようだし、来るなと言われるよりよっぽど良いんだけど、行けるかどうかの確認はどうなってしまったんだろう???
歯科の中でも初めての分野。研究室に入った時もいくらでも初体験があったけど、ここでも勉強さしてもらっちゃおう。
2024/02/06
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