第4話 部屋が暗い
フロリダでもそうなんだけど、基本的に家の中は暗い構造になってる。そもそも証明の数が足りない。少なくともアジア人には足りない。では、なぜか。白人仕様だからです。
白人は元々色素が薄いから、明るいのに弱い、というのが理由らしい。アジアンのわたし達にはめちゃめちゃ暗いくらいが、白人にはちょうどいいんだって。
日本にいたときからアメリカ人てやたらサングラスしてるなあと思ってたけど、これも同じ理由でしょうね。ただ、フロリダはもちろんインディアナでも日差しが強いのでサングラスは必要。
わたしは日本でサングラスを使うことなんてほぼなかった。けれど、フロリダで眩しすぎて頭痛を起こして以来わたしも愛用しています。天気のいい日はないと辛い。特に運転する時は必須。目が悪いからよけい堪えるのかもしれないけど。
さて、部屋が暗すぎる問題。
とにかく光源を増やしたくて、IKEAで床に置くランプを購入。セールで11ドルくらい。安かった。それとは別に、サウジに帰国した友達がランプを置いていってくれたので、今2つある。
でもまだ暗い。そもそも電球が黄色い。私は白いのが欲しいんや!と、思っていたらフロリダの友人がAmazonに良いのがあるよと教えてくれた。彼女は韓国人。やっぱりわたしらアジア人。暗すぎて辛いのは同じだった。
ちなみに、タイ人の友達のお家は屋根をぶち抜いて太陽光をより多く取り込める窓を作ってた。すごいな。やっぱ暗いもんな。
さて、電球を変えたら1発でめちゃめちゃ明るくなった。やっぱりこれでないと。
フロリダの家も大概暗かったけど、インディアナのはさらに暗かった。今度は暗すぎて頭いたくなりそうだったから本当に助かる。
白人仕様なのはこの国ではこんなもんなんやろうな。たぶんどこへ引越しても同じだと思う。アジア人仕様にはまずならんやろ。なんでもアメリカ大陸に進出した者順に差別してるらしいし。そう、アジア人は最後に来た。
とはいえ、あからさまに差別されたのってコロナのパンデミックになりかけた頃に歩道を歩いてたら「Corona Virus」と車から叫んだバカがいたくらい。もちろん地域によるし、運も良いんだろうし、なにより英語を理解してないだけかもしれないけど。
しかしなあ。アメリカに進出した順、とはいうけれど、その割に先住民の扱いよ。ひどいやん。ていうのが更に理解不能なんだけど。
3/29/2022
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