第11話

お骨になるまで、1時間位らしい。

待合室で、葬儀屋さんと、葬儀代の精算。

色々と、今後のプラン等の説明を受ける。

父は、何故か、昔の自分の自慢話みたいなのを話している。

御見送りも、やっぱり写真撮ってた。

斎場の人に、怒られながら。

アホだな、この人は。

1時間経った、骨つぼに、真っ白い骨だけになった母を3人で入れる。

係りの人が、最後の粉となった骨も入れてくれた。

本当に、母は、もう居ないんだなと思った。


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