第3話

「この玉に思いっきり魔力をこめよ」


あの家への苛立ちを全部込めてやる!


バキッ!バキッ!パリーン!


「こ、こんなことが!!」

3つの玉は砕け散った。


この玉は魔力球といって、魔力の多さに比例して色が変わるらしい。

玉を3つ使った場合、

赤:10 x3 = 30

橙:20 x3 = 60

黄:30 x3 = 90

緑:40 x3 = 120

青:50 x3 = 150

藍:60 x3 = 180

紫:70 x3 = 210

破損:211以上 となる。


「むむむ、次は玉10個にするよ。ほらっ」


さらに苛立ちを込めて魔力を込める。

バキッ!バキッ!パリーン!


「またか、クソっ!玉100個でどうだ!」


面倒だ。最大出力で込めてやる。

バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!バキッ!バキッ!パリーン!


「くっ、うぬぬ。。。もう、玉がもったいないね。。。。

もうあんたは測定不可能ってことでいいよ。

ギルドに入る資格があることは認める!

まずはランクGからとする!」


「わかったから、早くその依頼受けさせてよ」

マーリンは気だるげに依頼書を引ったくると、ギルドを出ていった。

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