第26話「熱いやつら」

「熱いヤツら」



俺たちはファミレスに

着いて、合流した


俺は

『とりあえず腹減った、中で話そう』


といい、

 皆んな単車を降りてテーブル席に座った


 聖川が

 『とりあえずざっくり話すぞ』


 と言い今日の説明を聞いた


 それぞれ山ほど注文をして、

 飲み物もたのんだので、デーブルが足りず、

 店員がテーブルを足してくれている


 豊が

 『んで、実感してつえーのいた?』

光ちんが

 『パイプ使うってのは本当だけどよ、

  あれに強いとも危ないとも感じねーな』


聖川も

 『俺もそう思う、あの中に

  まぁ使えるのは一人か二人

  あんなんじゃ

  その場の勢いで真人が

  やられたとしか思えない』


俺は

  『やったのは

   あの中にはいなかった

   可能性が高いな、

   それに違和感があった、

   遠目でも頭より強いのがいたな』


光ちんも

  『ああ、黒髪のオールバックだろ?』


俺も

『それそれ、噂とかはずれて伝わるからな、

  他の学校の方が要注意だろうな、

  アイツらだけじゃ二、三人いれば済む』


涼は

 『まあソイツらは明日のお楽しみで、

  立ち会い人は誰に頼む?』


光ちんが

 『向こうは三年もくるだろう、

  薪ヶ丘に立ち会い頼むわけにも

  いかねーからJJの先輩に立ち会い人頼む』


俺は

『あのレベルが4校来てもまだ物足りねーな?』


聖川は

『そう簡単に連合がまとまんねーけどな

 三年はメンツもある、今頃話してんだろ

 簡単には終わらねーだろう』


 豊が

『こっちは10人程度、普通は

代表戦も頭のタイマンも

しねーわな、明日はスタミナ使うな』


 俺は

 『余裕こいてか、プライドでタイマンも

 あるぜ、まぁ涼はスタミナねーから、

 ブルドッグとかデブとやっとけ』と言うと


 涼は

『まぁ、間違ってはない狙い決めていくかな』


 聖川が

 『でも10対50とかは相当手こずるぞ、

  陸でも無傷じゃすまねーぞ

  どっから攻撃来るか武器持ってくるかも

  しれねーし』


 俺は

 『まあ大丈夫、1回でいいから何十人って

  相手のとこ突っ込みたかったんだ』

 と笑い親指を上げた

 

涼が

 『本当頼もしいよ、マジで一人で

  やりそうだもんな』


光ちんが

 『普通レベルじゃ

 最後まで頭は出てこねーだろうな

 まぁ、俺と陸で前進んで崩してくからよ

 その後ろに聖川と豊で涼とバッキー

 それからメンバーで前から正面突破だな』

 

豊が

 『とにかく数でしんどく

 なるのは間違いねー、

  光ちんが最後に出るのは?』


光ちんは

 『後ろで見てて最後のいいとこ

  持ってくヤツダセーし、

  ムカつくんだよ』


涼が

 『そこがうちの見せ所だよな』

 

俺は

 『つーかよ、博士の情報

  全然違ってねーか?

  レベル4なんじゃねーのか?

  あんなのよくて2だぞ』


光ちんが

 『強いのがいなかったか、

  他の学校って事だな、

  じゃなきゃ竹村の情報に

  もう用はねー』


聖川が

 『とりあえず俺らは、仲間を

  不意打ちリンチでやられて、

  次は陸って言われてんだ、

  もう舐めた事は言えねー

  ようにしてやる』


皆んなが

 『ああ、絶対に潰す、

  立ち直れねーようにな』


 聖川が

 『明日は車二台で行くぞ、メンバーに

パクッとけって言っといたからよ』

 

 光ちんが

 『6時半集合だ、バッキーも

  こっちに来る』


それぞれが怒りと、

 まだ見ていない相手に

 負けられない

 気持ちを背負っていた

  

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