光と闇の隙間にあるもの
マロリー
光とか闇とか、そういうどうでもいいこと
なんとなく、なんとなくだけど、“ひかり”と聞くといい印象を、“やみ”と聞くと悪い印象を受ける。受けてしまう。私はそれが嫌だった。否、今も嫌だ。なぜならそれは、私が思っていることとは真逆だから。
私は闇が好きだ。闇の中にいるとき、自分がだんだんと周りと一体化していく感覚がする。私はこれが堪らなく好きだ。
他人には分かりづらいみたいだ。闇が怖いのだろう。
逆に私は、光が得意ではない。私にとっては闇よりもむしろ光のほうが怖い。光は私に莫大なパワーを与える。それを支えきれなくて苦しくなってしまう。そんなものが怖くないはずがない。
理解はできなくてもいいから、私がこういう人間であることは知っていてほしい。
私の中にある、光とか闇とか、そういうどうでもいいこと。
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