上級チュートリアルその2
“ではこれから上級チュートリアルを行いたいと思います。準備やお時間のほうは大丈夫でしょうか?”
YES。
“上級と言っても一つだけです。”
は? YES。
“『スペル・バインダー』ではアナログ版『スペル・バインダー』の魔法全て網羅していますが、まだ見ぬ概念や数値がおかしいなと思った時、あなたはいつでも公式コミュニティにて新たに魔法申請を行う事ができます。例えば「水冷」の水と「炎熱」の炎または熱によって生み出された蒸気を「機構」と組み合わせたとき、蒸気機関が発生しますが、『スペル・バインダー』内には無かったとします。この時プレイヤーは公式コミュニティにて、蒸気機関という概念はどうだろうかと公式コミュニティで申請する事ができます。映像を伴うため時間は掛かりますが『スペル・バインダー』で新たな魔法を作る事ができます。”
YES。
“これで上級チュートリアルは終わります。お疲れさまでした。そして改めて『スペル・バインダー』の世界にようこそ。あなたこそが最後の現実。”
え? これだけ? と画面がホームへと変わる。これまで使われた魔法の様々なグラフィックが次々と表示される。私が『スペル・バインダー』使いとなった証拠だろうか。まずはカードセットを揃えようっと。
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