〇サブスクリプション

 すっかり社会に浸透しているサービスですが、名称に馴染みがない方もいると思われますので、ググる手間を省きましょう。

「定額料金で、製品やサービスを一定期間利用できる」

 ニッセンやベルメゾン、進研ゼミやデアゴスティーニ。

 定額支払い契約で毎月何かが届くってのは、遡れば17世紀のドイツで生まれた手法らしいですね。

 まとまった額だと腰が引けますが、月割りすると心理的ハードルが下がる。

 企業の年間保守サービスなんてのもこれに該当しますね。

 壊れようが壊れまいが、安心を契約できるってヤツ。

 

 元来、商売ってやつは「売る物」に焦点を当てていた。

 でもどんな商材でも「売り方」を工夫すりゃ売れるんだぜ、という点では、仕組みを構築するセンスに価値が生まれます。経営者や営業マンに問われる資質かもしれませんね。

 

 さて、私は現在いくつかのサブスクを継続しています。

 U-NEXT

 DAZN

 カクヨムサポパス(笑)


 前者二つはアップルストア経由のサービス。

 アップルのIDにチャージしてある残高で支払えるので便利ですが、サポパスはクレカ決済です。

 この違いやサポパスの改善点はまた別の機会に。


 じゃあ何を言いたいか? と申しますと。

 DAZNについてなのです。


 本日3月24日、この日のためにDAZNに加入してきたと言っても過言じゃありません。

 くうぅぅぅぅ~~! と川平っぽく溜めますが、サッカー日本代表戦。

 W杯出場がかかる大一番。

 とてもドキドキワクワクしているのです。


 まあ、地上波での放送が無い以上、以前から比べて日本人のサッカー熱が右肩下がりである証拠なのだと思います。

 もちろん、放映権料の増大等の諸事情はありますが……。


 また、現状の監督や戦術やメンバーや戦い方、何より結果などに対しても思うところはあります。

 でもね、W杯に出ると出ないじゃ、全然違う。もう全然です。


 私はサッカーが好きで、社会人になってから始めたド素人ですが、今でも定期的にボールと戯れています。

 そのきっかけは、やっぱりワールドカップなのです。

 あれは特別の場所、特別の大会。


 日本で行われたW杯、日本が決勝トーナメントを初めて戦った宮城の地、私は多くの観客と共に深い悲しみに包まれました。


 でも思ったのです。

 W杯の決勝トーナメントで負けて悔しがれるって、とても稀有な体験なんだってこと。

 そりゃもちろん勝てればもっといい。

 でも、そんな機会が、人生の中で何度訪れるのか考えてみれば、本当にわずかな回数しかありません。

 W杯に出て、グループリーグを突破して、初めてトーナメントの出場権を得る。

 日本代表はこれまで三回、決勝トーナメントに進出して、まだそこでの勝ちはありませんが、それでも、三回もベスト16まで昇ったのです。


 欲張りですよね。

 W杯に出るだけでも栄誉なのに、喜んでいいのに、どこまでも高みを夢見てしまう。

 自分がその場に立ちたいなんて思わないのに、やっぱり、そこに日の丸がはためき、国歌が流れると嬉しくなってしまう。

 愛国心なんて意識していなくても、自分は日本人なんだなと痛感し、日本人でよかったなと、感慨に耽るんだから不思議なものです。


 そこに至る為の大一番、それを視聴する機会を作ってくれたDAZNに感謝。

 つい先日、契約金額が爆上がりしたことはご愛嬌ですが(笑)


 

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