第五話 厄介な都市

うーん、ふぁ、眠いな。


あ、今何時くらいだ?。


太陽の位置で分かるか。


......


お、まだ時間じゃない。


着替えるか!。


服を着て、太陽の光で目を覚まして、ご飯を食べて、歯を磨いて....


よし終わった!。


行くか!。


どこに行くかって?。


前言った町の拡大計画だ。


俺の家から町まで殺風景な野原しかないから、


ちょっと寂しいんdごほんごほん。


町には商売店が皆無だからな。


そこらへんに置きたいな。


よし、行くか。


『瞬間移動』。




ビュン




お、来れた。お姉さん待っているからな。


.......


よしついた。




「お姉さんいますか?来ましたよ」


「はい、今行きます」


お、でてきた。


やっぱりかわいいな。


「実際にどこに行くんですか?」


「町長さんのところです」


まじか。


俺のイメージ町長さんって頑固者っぽい人なんだよな。


なんか拡大するの無理とか言いそうだな。


まあ行くか。




「じゃあ行きましょう、私が案内します」


「ありがとうございます」


数分後...




「ここです、入りましょう」


「あ、はい」


どんな人なんだろうな。


(;゜д゜)ゴクリ…




ガチャ




「町長さん?いますか?少し相談があってきたのですが」


「はい、相談とは何ですか?」


出てきた...。


うわ、結構ガタイがいいな。身長も高い。


見た目的に50歳くらいの人かな?。


渋い声。




「えっと相談っていうのは町の拡大の件なんです」


「そうなんですか。詳しく聞かせて下さい」


「詳しく説明しますと、まず町の拡大をする計画です。なぜ拡大をしたい、と思ったのかは


もともとこの町外が殺風景しかなく、その空いている場所を商売店を置きたい、そう思っています」


「なるほど、その人もこの計画賛成しているということですか?」


「あ、私は新体鬼信と言ってこの計画に賛成しているものです。たまたまこの町を通りかかってお姉さんを会ってその話をしたりしました」


「そうですか、やっぱり優奈と合うべっぴんさんだな」


「あ、ありがとうございます」


「町の拡大かー、できるか、」


「何か問題でもあるんですか?」


「いや、問題がでかすぎるんです」


「どういう意味ですか?」


「この町、他の町はある都市に縛られているんです」


「縛られる?どういう意味ですか?」


「労働力にされているっていう意味です」


「え!?」


まじかよ。そんな、労働力って。


「実際にどんなことをされているんですか?」


「朝から徹夜で肉体労働やいろいろなことをするんです」


それって俺が働いていた時と同じじゃないか!まあ肉体労働も資料、プレゼンなど死ぬほどしてたけど。


「最悪ですね」


「そういうのを平気でやっている都市なので」


「許せないですね」


「こっちで勝手に領地を広げちゃいけないルールがあるので、ちょっときついです」


「どうすればいいですか?」


「その町を占領するか、話し合いで解決するかです」


「何か話しができる人とかいるんですか?」


「いないです」


「何かその都市を反対している勢力とかいないんですか?」


「たくさんいると思いますが勢力を立てると厳しい処罰が課されるので」


昔か!何か刀狩りの処罰みたいだな、武器とか言われてないけど。


なら、あの方法をするか、昔上司を圧倒した方法を


「私がその都市に潜入してつぶします」


「え!?そんなことできるんですか?」


「私の能力は結構異質なのでもしかしたらつぶせるかもしれないです」


「はあ、わかりました、ですが危険なのは重々承知しておいてください」


「わかってますよ。その話を聞いた時から危険だと思っているので」


苦しんでいる人がいたら見過ごせないしな、俺と同じ思いをしてほしくないし


「行くなら3日後行った方がいいです、その時門が開いていて入れるので」


「わかりました、ありがとうございます」


よし頑張るか。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る