轢かれて始まる異世界物語
カラサエラ
素材1 スキル・ステータス上限解放
俺はトラックに轢かれた。そして、今ここにいる。
「あー……」
何となくだが理解した。
どうやら俺はこの世界で死んだらしい。
それで何故か異世界転生してるってわけか。
「……まぁいいか」
別にいいだろう。だって俺にはチートがあるしな!
さて、まずはステータスの確認だな。………………………… 名前:佐藤一輝
種族:人間
性別:男
年齢:15歳(享年)
Lv1 HP100/100MP100/200 攻撃力50 防御力20 敏捷力10 知力30
こんなもんか? いや、まだあるな。スキルが表示されている。
『勇者の証』……レベルを上げることで取得できるスキル
『言語理解』……どんな言葉でも理解できる
『全魔法適正』……全ての魔法を使用できる
『無限収納』……異空間にアイテムなどを保管することができる
『成長速度上昇』『経験値増加』『超回復』……常時発動型スキル
『魔力操作』『剣術』……任意で使用可能になるスキル
『肉体強化』『気配感知』『威圧』……任意で使用可能になるスキル……おぉーすげぇ。
これはなかなか良いんじゃないか?特に経験値増加とかは嬉しいな。
それにしてもこの世界に来てからまだ何も食べていないのによく腹減らないな。
まぁいいか。それよりこれから何をしようかな。
そういえばここは何処なんだろうか。見渡す限り木しか見えないんだが……。……とりあえず移動してみるか。ここに留まるより動いた方が良さそうだ。
「ん?」
少し歩くと洞窟を見つけた。中に入るとそこには魔物がいた。ゴブリンみたいな奴だった。
「グギャッ!」
そいつはこちらに気づき襲いかかってきた。
「ふっ」
俺は剣を抜きその攻撃を軽く避けた。そしてそのまま首を跳ね飛ばした。
「……弱いな」
それからしばらく歩き続けると今度はオークが現れた。
「ブヒィ!!」
そいつも俺に向かってきた。
俺はまた同じように首を切り落とした。
「……これじゃダメだな」
もっと強くならないと意味がない。
俺はそれからさらに森の奥へと進んでいった。
「……よし、やるぞ」
あれから二日経った。その間ずっと戦い続けていた。
倒した数は恐らく1000を超えるだろう。
この世界にきてからもうすぐ一週間になろうとしている。
今のステータスがこれだ。…………
名前:佐藤一輝
種族:人間
性別:男
年齢:15歳(享年)
Lv999999 HP999,999,999/999,999,999 攻撃力∞×99+500 防御力∞×99+500 敏捷力∞×99+500 知力∞×99+500 運 ∞×99+500 魅力 ∞
す…すげぇぇえええ!!なんだこれ!?めっちゃ上がってるんですけど!!! しかも攻撃力がおかしいことになってますよ奥さん!…………うん。やっぱり強いみたいですね。はい。
「次はどうするか……」
うーむ。どうしたものか。このままここでレベル上げ続けてもしょうがないしなぁ。
……そうだ!あの王都に行ってみよう!確かあそこに勇者がいるんだよな。あいつらについて行けば何かわかるかもしれないしな。
よし!そうと決まれば早速行こう!待ってろよ異世界ぃ〜!!! こうして俺は魔王を倒すために旅立ったのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます