匿名の化身への応援コメント
面白い観点でした!
私と言うと、字面では女性に思えますね!
「成る程」と「調整~」の部分だけ関西弁になっていなくて、気付きを得たことでふと抜けたのかとか思ったんですが、その後時間が空いているのでそこから全部AIですかね!?
テキトーに調べた文章作法によると「」内の最後は「。」を付けないなんてものがあるのですが、例えばAIの部分だけ「。」を付けるなんて表現の仕方でも面白いかもと思いました!
作者からの返信
とてもしっかりと読み込んで頂き、喜びに打ち震えております…!
また、文章作法の知識についても教えて頂きありがとうございます、確かに仰ったような表現方法なら、より説得力のあるトリックが作れそうです!
モブリズム 様のご推察の通り、ご指摘の二ヶ所のみが素のアイの発言、つまりアイは普段似非関西弁を話しています!周りに合わせてる感じですね!
近い内にモブリズム 様の作品も読ませて頂きますね!
実は作中の「太陽」と「月」にも一応意味を込めてまして…
太陽が出ている午前中
→アイは自己を偽っているとはいえ主人公とアイ、という生身の人間同士が直接意志疎通を行っている
夕方、日が落ち始める頃
→アイはSNSを通じ、ほとんどの会話をAIに任せている、しかしご指摘の二ヶ所だけは素のアイによる会話である
完全に日が落ちた夜
→アイの発言は全てAIによるものとなっている
という訳で「太陽と月」→「人間とAI」という対比構造を作り、「人間はAIに取って代わられるのかもしれない、もしかすると既に取って代わられているのかもしれない」という本作のテーマを表現しようとしました!
本当にお読み頂きありがとうございます!とても励みになります!長文失礼致しました…。
編集済
匿名の化身への応援コメント
はじめまして。茶摘裕綽です。
知的好奇心を刺激される作品でした。
AIやドッペルゲンガーなどにうとい私には少し難しい内容でしたが、
学問的な深みのある面白さをひしひしと感じました。
アイは女性だと思い込んで読んでいたので、すっかり騙されました。
喫茶店での会話がAIによるものと分かって読み返すと、
ラストのガーっと喋る部分でより一層言い表しようのない恐怖を感じます。
進化したAIへの恐怖は、人間を超越した存在への畏怖という点において、神や自然に対して抱くそれと類似しているように私は思います。
余談ですが、関西出身なので懐かしい気持ちになりました。
この度は企画にご参加いただきありがとうございました!
匿名の化身への応援コメント
Anonymous incarnation
スワンプマンやテセウスの船などを想起する作品ですね。
ネット社会や記録媒体の大容量化、量子コンピュータから派生する技術的特異点。
そしてあいまいな定義で語られるAI。
様々な考察ネタに溢れている現代は実に楽しい世界です。
そもそも、自分が本当に存在する人間なのかどうか、証明も出来ませんからね。
面白かったです。
適度な改行など入れるともっと読みやすくなると思います。
作者からの返信
K-enterprise 様
お読み頂きありがとうございます、丁寧に読んでいただき、恐れ入ります!
「このもの性」という概念(一番近いものだと個性)を知り、私達の信じるそれがいかに不安定で不確実なものか…それを物語にしたいと思い、創作に至りました。
私は「自分以外の自分」というテーマに関心をもっており、K-enterprise様の仰ったスワンプマンやテセウスの船にも面白さを感じております。
現在私が創作しているもうひとつの作品『影の煩い、色の彷徨い』もまた、ドッペルゲンガーを題材としておりますので、お時間ございましたら是非ご一読頂けると幸いです!
改行のご指摘ありがとうございました、早急に編集致します。
K-enterprise様の作品も、僭越ながら拝読及びコメントの記述をさせて頂きたく思います。
AI = Anonymous Incarnation = 匿名の化身
一番気付いて頂きたかったトリックをご指摘頂き、恐悦至極でございます!!
匿名の化身への応援コメント
気が付かないうちにAIに取って代わられている、ですか……。もしかしてSNSでトークしている友達が?とか、久しく電話だけで会っていない家族が?とか、いろいろ考えられてコワ(怖)面白かったです。セリフも流れるように自然で、勉強になりました! ちょっとホラーな面白さをありがとうございました!!
作者からの返信
うわ、こちらも読んでくださったんですね、ありがとうございますっ!!
いやー、昨今のAI猛進は凄まじいですよね!ここまで人々の生活に馴染んでくるとは…
文体をお褒めいただき、恐悦至極でございます!また一つ自信がつきました!
……この文章は、身に余るご評価で狂喜乱舞している人間によるものです、ご安心下さいませ。