【WEB版】異世界評論家『海原雄山』
工藤千尋(一八九三~一九六二 仏)
第1話評論1
男の名は海原雄山(うなばらゆうざん)。食べた料理が美味しすぎてふんどし一丁になり海の上を走ろうとするも溺れてしまい気が付けば異世界に転生していた。
「ふむ。前に行ったあの食堂…。ちと許せんな…」
そして異世界スマホをぴこぴこ。
『日の出食堂 ☆1
すべてにおいてあり得ない。まず子供が一人で料理を作っている。和洋中と幅広くやっているようだが休みが多過ぎる。ランチなどバイトを雇った方がいい。いつまで経っても出てこない。それに食品衛生責任者の資格を取っているのか?友達の店を手伝うから休みとかもっと店主としての責任を持って欲しい。原価率も無茶苦茶。大手料理協会がバックについているらしいが(CDデビュー済みでそちらも購入。協会のテーマを歌っていたり、店主の母親が『鍋を見てろ』と歌ってたり。無茶苦茶である)、便乗商法と言っていい。本来なら☆は1もつけられんが店主の母親が時間に逆行して若返り美しくなっていくところは評価したい』
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